野立て看板とは、その名の通り、地面に立てる自立型の看板です。
既存の建物の壁を利用する壁面看板や、店舗や会社の入り口に設置するファサード看板とは異なり、看板単体で設置します。

野立て看板のメリット

道路沿いの店舗などでは、車での来店をしやすくするために店舗の前に大きな駐車場を設けているところがほとんどです。
この場合、店舗は道路から奥まった場所にある為、店舗自体をいくら装飾しても道路を走る車からは見ることができません。
そこで、道路を走っている車に、ここにお店がありますよ。と伝える役割を担うのが、道路沿いに立てる野立て看板(自立看板)です。

また、数本の柱と板面だけで立てられる野立て看板は、小さな土地があれば立てられます。
このような特性から高速道路の出口や、幹線道路沿い、多くの車が行き交う十字路の角など、目立つ場所には、僅かな土地を利用して、必ずと行っていいほど野立て看板が立てられています。
これら道路沿いの野立て看板は、ロードサインとも言われ、離れた店舗へのお客様の誘導や、会社の宣伝など様々な用途に利用されています。

野立て看板の特徴 | インターネット広告との違いとは

インターネット広告が全盛の昨今ですが、インターネット広告が、欲しいという気持ちが生まれた人に対して訴求する広告なのに対し、野立て看板は、欲しいという気持ちが生まれる前から潜在的な意識に啓蒙(意識していない人に教える)できる広告であると言われています。

例えば、今虫歯になっている人には、歯医者さんの情報は必要ありません。

インターネット広告は、虫歯になった人が、実際にインターネットで歯医者を検索した時に表示されるので、このような今現在虫歯になっていない人(ニーズが顕在化していない人)に対して訴求する(宣伝する)力が弱いと言われています。

それに対し、野立て看板は、その人が住む街の目立つ場所に設置され、その人が意識するともなく定期的に視界に入ります。
例えば、駅前に歯医者さんの野立て看板を設置した場合、毎日の通勤でその駅を利用する人は、行き帰りを合わせると年間200回以上も、その歯医者さんの看板を目にする可能性があります。
その看板が、しっかりとした治療やサービスを説得できる内容であったならば、いざ、その人が虫歯になった時に、他の歯医者さんに先駆けて選択肢の上位に入る可能性は、看板を設置していない他の歯医者よりも高くなる事が予想できます。

野立て看板の作り方と耐用年数

野立て看板の作り方は、大きく分けて鉄骨を使用した鉄骨柱か木材を使用した木柱の2種類に分かれます。
板面には軽量で耐久性の高いアルミ複合板を使用する事がほとんどです。

耐久性は木製と比較して鉄骨製の方が格段に高く、耐用年数は20年間もの長期間となります。
潮風の吹く海沿いや、雨の多い地域、強風の吹く地域などでは、耐用年数に達する前に、構造造の寿命が訪れる可能性がありますが、野立て看板を検討する際に一つの目安になるかと思います。

逆に、これから建売住宅が建つ土地に一年間の期間限定で野立て看板を立てたい、期間限定のイベントを開催している間だけ野立て看板を立てたいという場合には、これほどの耐久性は要求されないかと思います。
その場合は木製の脚(木柱)を利用した簡易的な野立て看板を使用する事が多いです。
木製と言ってもしっかりと地面に打ち付けて有れば風雨にも強く、一年以上は十分に使用する事ができます。
用途や目的に合わせて、使い分けるのが良いでしょう。

野立て看板の賃貸 | 看板を借りる

人々の潜在意識に啓蒙できる野立て看板の広告効果は前述の通りですが、駅前や高速道路から見えるビルの壁面、幹線道路沿いや、交通量の多い道路の十字路などの看板は、余っている土地が無く、運良く土地が見つかっても高額になる事が殆どです。そのような場所に自分で野立て看板を立てて、広告として運用するのは、費用対効果を考えても、あまり現実的ではありません。

実は、このような高立地な場所に立てられた野立て看板や、ビルの壁面に設置さえた看板は、その殆どが賃貸で運営されています。
これらの賃貸看板は、条件さえ合えば、誰でも借りる事ができます。

ただしこのような高立地な看板は賃料もそれに合わせて高額な事が殆どです。
業種によっては、このような高立地の看板を借りなくても、地域性や訴求したいターゲットの年齢、性別や職種に合わせた、より広告効果の高く賃料の安い場所の看板があるかもしれません。

また、店舗へ誘導する為の看板を借りるつもりが、借りた看板の場所は、人々の導線から外れた場所だった。
駅前の看板を借りて沢山のお客様が来てくれたけれど、賃料が割高なので、利益は殆ど上がらなかった。
など、何も考えずに看板を借りても思ったような広告効果が得られない事は多々あります。
折角お金を払って看板を借りるのですから、まずは失敗しない為にも、誰よりも看板に詳しいプロの看板屋さんに相談してみるのが一番です。

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