3M™ スコッチカル™ ペイントフィルムを使用したハンドペイント風のスタンド看板を製作させていただきました。
通常のハンドペイント(手書き)看板は、板面にステンシル(型紙)を貼り付けスプレー塗装で製作します。
しかしながらこの方法ですと、下地とステンシルの僅かな隙間から塗料が滲んでしまいます。
これはハンドペイントならではの風合いですが、細かい線や文字の再現性に課題が残ります。
そこで今回は、3M™ スコッチカル™ ペイントフィルムを使った方法で製作をしました。
ペイントフィルムは木材やコンクリートなど凹凸がある素材へ直接貼る事ができるフィルムです。
下地に追従するので、手書きの様な自然な風合いが表現できます。
ペイントフィルムが下地に追従する事によりハンドペイントのような風合いが生まれます。


ペイントフィルムの特徴
ペイントフィルムは、文字通りハンドペイントのような風合いが表現できるフィルム素材です。
薄手ながら下地隠蔽性が高いので、下地の色が透けません。
14色のカラーバリエーションがありカッティングプロッターによるカットも可能なので、複雑なイラストやロゴマークも再現可能です。
その他にもペイントフィルムには、以下のような特徴があります。
- 14色をラインアップ
- 5年以内の耐候性を有します
- 国土交通大臣認定不燃材料
- 装飾用途に適した恒久タイプ
- 優れたカッティング性能
- 高い下地隠蔽性
- 凹凸を有する下地への施工が可能
グラフィックタイプならフルカラーグラフィックの印刷も可能
ペイントフィルムには、上記のベースフィルムタイプの他にフルカラープリントが可能なグラフィックタイプがあります。
フルカラープリントならではの優れた表現力で、ハンドペイントでは難しい写真やグラデーションなども美しく再現できます。
また、壁面や床面へ直接施工することもできるので、ビス止めなどによって建物を傷つける事がなく原状回復も容易です。
アルミ複合板を使用した看板のように礎材が不要なので、廃棄する際のゴミも大幅に軽減できる環境にも優しい素材です。
ペイントフィルムを使った看板についてご不明な点はお気軽にご相談ください。
ペイントフィルムを使えば、様々な下地に対してハンドペイントのような風合いを再現できます。
なおかつカッティングプロッターが使用できるので、ハンドペイントでは難しい複雑なイラストや細かい文字など多彩な表現が可能です。
ペイントフィルムを使った看板についてご不明な点はアクト企画までお気軽にご相談ください。